オーガニッククラブの話
いつもありがとうございます。
日野です。
深夜の配信となりすみません。
今日の午前中はオーガニッククラブで、株式会社山繊の山本亮社長に来ていただき、「脳疲労」や「睡眠」のことについて、そして「キャメル」や「テラヘルツ波」のことについてお話をいただきました。
年に2回ほど夏前と冬前に、ここ2年くらい来ていただいていて、睡眠と寝具のことについて話していただいていますが、お客様にも喜んでいただくと同時に僕自身も学ばせいただいています。
元々10年くらい前から上村会長と繋がっておられ、そのご縁もあって、熊本物産屋の会議で山本社長をご紹介をいただいたのがきっかけでした。
株式会社山繊さんが提供してくださる天然素材の素晴らしい寝具、麻や三河木綿、キャメルなどを扱わせていただいていますが、お客様からも本当に喜んでいただき有り難いことと感じています。
キャメルの敷きと毛布を数日前から使うようになりましたが、やはりあたたかくて、これは違うと感じています。
昨年もキャメルの寝具があったお陰で寒いときでも本当に助かりました。
今、中国人の投機対象となっていて、モンゴルなどに行って、大量の買い付けをされているのもありキャメルの原料が高騰しています。
正直、もうこの価格では来年とてもできない・・・という状況になって、山本社長も頭を悩ませています。
今年がこの価格でキャメルを手にするラストチャンスになると思います。
気持ちと実際の矛盾
前にも触れましたが、山本社長は、元々環境問題などに関心があり、地球村の高木さんの教えなども学ばれていた方で、株式会社山繊の現会長の娘さんのところへ婿養子として入られた方です。
中国に研修に何度か行かれる中で、本当に薬まみれの工場での寝具の実態を見て衝撃を受けて、また、中国の寝具の会社の偉いさんと二人になった時に、山本社長はこの薬まみれの寝具に自分の子どもを寝かせられますか?と訪ねたそうです。
そうしたら・・・「絶対に寝かせない」とはっきりおっしゃったそうです。
う~~ん・・・。会社を存続させるためとはいえ、そういった寝具を何十万枚も売り続けることに疑問を感じたと言います。
本当の気持ちと実際の矛盾です。
その気持ちは僕自身もよくよく分かり、僕も食の大事さに気づいてから、スーパーに勤めて添加物まみれのものなどをお客様に販売していながら、仕事が休みのたびに自然食の店に自分の食べるものを買いに行く自分に矛盾を感じて、このまま続けていては何か自分の精神がおかしくなってしまうと思い、だんだんと自分の精神が限界がくるのを感じ、3年たったらやめようと自分の中で決めたのを思い出しました。
それは、もう安定とかお金がとかそのような理由は本当に些細なことなのです。
大事なことは自分の本心に忠実であるかということです。
そこからずれてしまうと、いずれ破綻し、肉体的にもやげて歪みが出て「病気」という形で現れるのだと思います。
山本社長はその精神的な葛藤が原因で、ある時、朝起きられなくなったそうです。
意識では行かなきゃいけないと思いながらも体が動かない状態。
このことを、大脳新皮質の理性では行かなくてはいけないと思いながら、大脳辺縁系や脳幹部分などでは本心の罪悪感などから体が動かなくなる。
人間は実に複雑な生き物です。
そして、山本社長の代になって徐々にシフトしていき、今では本当に体に良い寝具を探求されて扱っていただいています。
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キャメルシリーズ
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三河木綿・麻・リンネシリーズ
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我が家の寝具も、麻や三河木綿、キャメルが増えてきて、やはり天然繊維は心地よいということを実感しています。
そして山本社長は寝具をただ作るだけではなく、寝具は「睡眠」と切り離せないということで
日本快眠協会の睡眠インストラクターの資格も取られて、睡眠の大切さも広めておられます。
藤田紘一郎さんの『55歳のハゲた私が76歳でフサフサになった理由』でも薄毛対策として「睡眠」の重要性をお伝えしましたが、睡眠というのは、本能的な部分に属しますが、「健康」においてもかなり重要な位置を占めることになります。
三大欲求というと一般的に「食欲」「性欲」「睡眠欲」と言われていますが、逆に言えばこれらの欲求を上手にコントロールすることが人生においても健康においても重要な要素となってきます。
これら三大欲求に対して本能のままに生きていたら、間違いなく健康を損ないますし、人生の破滅に繋がっていきます。
そのひとつ「睡眠」はいかに良く質の良い睡眠を摂取できるかです。
そのために重要なことを今日は伝えていただきました。
睡眠の質を高めるためには
お客様の中には、97歳のお義母さんがおられる方がおられ、とにかく元気すぎて困る・・・というくらいなのだそうなのですが、今日の話を聞いてなぜそれだけ元気なのかということが分かりましたと。
「本当に毎日良く寝ます。それであんなに元気なのですね」と。
お義母さんの元気さに納得しておられました。
逆に体調が悪かったり良くない場合は、よく眠れていないということなのです。
ですから、この「寝る」という当たり前のことがどれだけ質を高めてちゃんと寝ることができるのか。
ちゃんと深い睡眠をとることができれば栄養もきちんと摂取することができますし、代謝もしっかりと行われるようになります。
意識も自然に前向きになれます。
特に現代は、「脳疲労」が問題になっています。
昼寝でも体の疲れはある程度とれますが「脳」の疲れは、やはり質の良い睡眠を夜にとることでしか難しいといいます。
この「脳疲労」は体が疲れていると思っても、実は脳の疲れが根本にあって、体が疲れたと感じているのだと言います。
今はパソコン、スマホが当たり前で情報は日々洪水のように入ってきます。
脳の容量を越えた状態が続けば当然ながら、脳もいずれショートしてしまいます。
そうなると自律神経のバランスが乱れ、感情が不安定になったり、食欲中枢がおかしくなって過食になったり、体の機能は狂ってしまいます。
睡眠の質を高めるためには起きている時に全力を尽くすというのもひとつの重要なことだと思います。
子どもはまさにそうです。
全力でよく遊び、死んだように良く寝て、メリハリが非常にはっきりとしています。
そういった意味では自分自身の「生きがい」をもつということは大切だと思います。
生きがいは、それぞれ違いますし、それぞれ違って当たり前ですし、本心に忠実であることも大事です。
本心と違うこと、矛盾することをしていると、先程触れたようにいずれ破綻します。
ということで、睡眠については、藤田紘一郎さんの薄毛対策とも重なってくるものがあるので、次回も触れてみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
日野
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