オリーブオイル
今回オリーブオイルの本を読んで、いかに表記に嘘が多く、信用ができないのかということを改めて感じました。
表記が「エキストラヴァージンオリーブオイル」と明記されていても、それは信用ができないという異常事態です。
8割くらいは偽物ではないか、という衝撃的なことも、オリーブオイルの専門家が言っています。
偽物はエグみなどがあるそうです。
そしてひどいものになると、アーモンドオイルなど、別の油が混ぜられているのだといいます。
そして油は、生鮮食品と同じであり、前回も触れたように、収穫して2、3日おいてから、まとめて搾っているところもあります。
オリーブオイルはオレイン酸が主体で、オメガ9系の油になります。
いちばん大事なのはバランスなので、オリーブオイルも大量に摂取するのではなく、本当に良い品質のものを、日野原重明先生がされているように、日々大さじ1杯程度摂取していくのが一番健康にも良いと感じます。
オリーブオイルは酸化しやすいという方もいらっしゃいますが、きちんとした品質のもので保管状態が良ければ酸化しにくい油です。
ですから、炒め物や揚げ物にも本当は良いのです。
オリーブオイルは表記も嘘の可能性がありますので、十分に注意していただき、本当に良いものを選んでいただければと思います。
チリ産のオリーブオイル「クルスデルスール」は、本当に間違いのない最高品質のひとつであると、僕自身が自信をもっておすすめできるものです。
前回も触れましたが、「酸度」というのが一つの基準です。
簡単に言えば、オリーブオイルがどの程度酸化しているのか、という基準を示すのが「酸度」になるのですが、「酸度」が低いほどフレッシュだということになります。
国際基準では0.8%以下という数値がありますが、クルスデルスールは、0.2%以下です。
オリーブオイルの本を書かれた多田さんもおっしゃっていましたが、酸度は0.3%でも品質は完璧ではない、とおっしゃっていました。
0.2%がさらに下回りますから、非常に鮮度が良いということです。
その酸度が実現できるのはなぜかといえば、収穫してから4時間以内に搾る、ということをしているからです。
オリーブの実は、当然ながら収穫するとそこから酸化を始めます。
本当に良い味を保つためには、収穫した後、いかに速く搾るか、というとが大切になります。
クルスデルスールを製造しているチリにあるシラクサ社は、1250haという広大な畑の中心に
、自社での圧搾・ボトリング工場があるので実現できるのです。
しかし、欧州などの生産者は、平均すると収穫してから約1週間で搾るそうです。
これでは遅すぎるわけです。
オリーブオイルというのは搾ったままのもので、加熱や精製を行いません。
それだけに、まさにフレッシュジュースのようなものであり、いかに速く搾ってボトリングしてしまうかがポイントなのです。
もちろん、トランス脂肪酸も一切含まれていませんので安心です。
そしてこのクルスデルスールの特徴は、4つの品種が絶妙の割合でブレンドされていることです。
ブレンドしたほうがそれぞれの特徴を活かし、それぞれの欠点を補い合い、バランスの取れたより完成度の高い油になるのだといいます。
4つの品種とは「スペイン原種のアルベキーナ」「イタリア原種のフラントイオ」「スペイン原種のアルボサナ」「ギリシャ原種のコロネイキ」になり、それぞれ特徴があるのです。
オリーブの生産からボトリングまで、自社で一貫した管理の元やっていますので、そういう意味でもとても安心できるものがあります。
欧州のオリーブ生産は、分業制であるのが多いのです。
一貫してやることで、しっかりした管理ができます。
またチリは大自然に囲まれていて、害虫が発生しにくい国なので、殺虫剤や農薬をほとんど使う必要がありません。
実際に残留農薬検査もされていて、検出されずという結果がでています。
欧州では害虫が発生しやすく、薬を使う場合が多いといいます。
スペインでは、エキストラヴァージンオリーブオイルが全体の25%といいますが、チリは、エキストラヴァージンオリーブオイルが全体の99.8%です。
逆に言えば、スペインはエキストラヴァージンオリーブオイルがわずか25%しかないのに、日本の店頭ではほとんどが「エキストラヴァージンオリーブオイル」と明記されています。
これ、本当にそうなのか・・・という疑問がつきまといます。
このように、オリーブオイルも生産地を実際に、扱いをしている熊本物産屋の方が見てこられて
、間違いないと判断したものです。
そのような経緯があるので、オリーブオイルであればこのオリーブオイルを一番におすすめします。
その時に、ぜひ使っていただきたいものがあります。
それが抗酸化力のある驚異のボトル、エンバランス加工したボトルです。
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エンバランス オイルボトル 200ml
http://treeoflife.shop-pro.jp/?pid=107156065
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最近出たばかりで、早速これにクルスデルスールの油を入れて毎日使っているのですが、このエンバランス加工の商品も非常にすばらしいものがあり、いろいろと使わせていただいています。
以前も、水のピッチャーなどをご紹介しましたが、あれも水がさらに良くなるので、とても素晴らしいものがあります。
オイルは特に鮮度が命なので、この抗酸化ボトルに包んであげれば非常に安心です。
もちろんオリーブオイル以外にも、亜麻仁油やえごま油にも使っていただくことをおすすめします。
化粧水などを入れても良いとおっしゃっていましたので、工夫次第でいろいろな用途に使っていただけると思います。
このエンバランスについてメーカーさんに、オーガニッククラブで10月7日(金)に来ていただきます。
また興味があればぜひお越しくださいませ。
当日は、エンバランス加工の容器でおいしい蒸しパンもつくって、召し上がっていただけるそうです!
エンバランスについてもお伝えしたいことはあるのですが、このエンバランスすごいです。
この間、メーカーさんが来られた時に話を聞いていたら、製品のすべての種類に対して波動測定をしていて、その波動測定の数値が、すべての項目で+20にならないと出荷できないのだそうです。
え?+20って言ったらほぼ最高値ではないですか?と驚いたのですが、それだけの数値の容器だということで、それはすごいですね・・・と。
水でも食品でも油でも、この容器に入れて保存しておけば、非常に高波動のものにしてくれる、そのような不思議な特殊プラスチックの容器です。
本当にすごいものを開発する人がいるものです。
ということで、長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
日野
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