田中佳先生
先日は、田中佳(よしみ)先生の講演会があり、僕もスタッフの一人として参加させていただきました。
ご参加いただいた方たちには、心から感謝いたします。遠方からの方もおられて、静岡大阪、京都などからもかけつけてくださいました。
本当にありがとうございます。
その後夕方からは、懇親会もスタッフと田中佳先生でしていたのですが、その中で田中先生は、脳外科医から、今では、その真逆とも言える医学の実体を正直に伝えていく立場になったわけですが、それは今まで自分が医学でやってきたことの贖罪の意味もある、ということをおっしゃっていました。
医学も必要です。
ただ、不必要なこともたくさんあるし、日本の医学の常識は、外国から見たら非常識なこともたくさんあると。
スタッフの一人として参加していた松田さんという方は、2年前に、末期の肺がんを宣告されます。
余命はもって1年ですと言われます。
その宣告された次の日に、田中佳先生の講演会を企画していて、本来であれば、自分のことでいっぱいでそれどころではないのですが、しかし、その数奇な巡り合わせが、松田さんの運命を大きく変えることになります。
それまでも、田中佳先生の本を読んで、お医者さんへどのように対応すれば良いのかということをある程度しっていたのですが、実際、宣告された次の日に田中先生に会うことができて、アドバイスもいただき、田中先生から、「覚悟はありますか?」と言われて、「はい」と松田さん。
そこから、松田さんは、がんのお決まりの対応である抗がん剤、手術、放射線というレールに乗ることから外れて、お医者さんとも本当に真剣に話し合い、自分でできることをいろいろとされていきます。
そして、今では、自分が好きなことをめいっぱいしていくことで、元気になって、がんはまだ消えていませんが、大きくもならずに2年以上生きています。
がんと共存して生きているのです。
余命宣告は何なのか・・・。
がんの三大療法をうけていれば間違いなく、余命宣告通りの命であった可能性が高いでしょう。
しかし、松田さんは勇気をもって別の道を選びました。
釣りがもともと好きだったそうなのですが、朝から釣りをして楽しんだり、冬はスキーに行ったりと、趣味に没頭します。
好きなこと趣味に没頭することは、病を忘れることにも繋がります。
病に恐怖で向き合うのではなく、自分に魂の本質が喜ぶことをしていけば、病気も逃げていくのではないか・・・そのようなことを、松田さんの事を見ても感じさせていただきます。
田中佳先生の下記の著書のなかに、松田さんの体験記も一部載っています。病院とどう向き合っていけば良いのか、そのことの実例として非常に参考になるのではないかと思います。500円で購入ができます。
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健康の原点は食と腸にある
http://kilei.ocnk.net/product/279
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田中先生がはっきりとおっしゃっていたのですが、患者の人生まで考えてくれるお医者さんはめったにいないと。
もしそういうお医者さんと出会えたら、それはすばらしいことですと。
そして、主導権はあくまで、こちらの側自分自身にありますので、自分自身が主導権を握って
お医者さんとも対応していく必要がある。そのようにおっしゃっていました。
ということで、時間がきてしまいましたので、ここまでとさせていただきます。
以下、映像をアップしました。
恐怖や不安から健康になりたいとあれこれしていっても、原点は恐怖や不安があるのでうまくいかない、という話です。
7分41秒の映像ですが、お時間ありましたら、ご覧ください。
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何を食べるかよりも大切なこと
https://youtu.be/fQ-pw_2wkes
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それでは、またメールしますね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
日野
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