気づき
前回紹介したアニータさんの本。
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「喜びから人生を生きる!―臨死体験が教えてくれたこと」
(アニータ・ムアジャーニー)
http://goo.gl/xoHCB0
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この本では本当にいろいろなことを学びましたが、僕がとても深く考えさせられたのは、アニータさんのがんに対する気づきです。
臨死体験をすることによって、恐れからがんを作り出していたことに気づきます。
もう少し詳しく言えば、アニータさんの知人や親友ががんに冒されて、抗がん剤を投与されて体がボロボロになっていくのをみて、自分もこうなりたくないということを思っていたそうです。
そして、そうならないためにオーガニックの食材を選んで、健康にも気をつけて生活していたにも関わらず、なんと自分ががんになってしまった・・・。
自分ががんになってしまうとは信じられなかったそうです。
それはそうです。気をつけて、なりたくないと思って健康に気を遣ってしていたわけです。
しかし、臨死体験をするなかで、自分が恐れから、がんを引き起こしていたことに気がついたのです。
つまり、スタートが「恐れ」から行動しているときは、その「恐れ」が一番根本にありますので、その一番根本の思いが現実化してしまうのです。
これは、健康だけではなく、すべてのことにあてはまることだと思います。
お金がなくなってしまう「恐れ」から、お金を得ようと必死になる。
人間関係が壊れてしまう「恐れ」から、人間関係をなんとか保とうと必死になる。
しかし根底に「恐れ」がありますので、その恐れが現実化してしまいます。
これは、なるほど・・・と思いましたし、自分自身、思い当たることはたくさんありました。
以前、教えをいただいていた方からは、いつか自分が見捨てられるのではないか、いつか、こっぴどく怒られるのではないか、という「恐れ」を持ちながら、びくびくしながら、教えてもらい、必死にその方の言うことを実践しようとしていました。
そうしたら、あることで、僕自身が大きな失敗をしてしまい、その方に、みんなの前で、何時間も責められ続けてしまった・・・ということがありました。
これも今振り返ると、いつか失敗して見捨てられる・・・という恐れが現実化したのだということが良く分かります。
アニータさんは、そういったことをすべて理解したからは、友人とのパーティーを楽しむようになったり、食に完璧にこだわることをやめたそうです。
この世界を見渡してみれば、電磁波や放射能や、大気汚染、食事情の悪化など、見ていければ見ていくほど、暗澹たる気持ちになってしまうことがあります。
しかし、この気持で、その恐れから逃れようとしていろいろと対策したとしても、根底にはやはり「恐れ」があるのであり、決して真の健康にはなれないと感じます。
また、そういう方をみていても楽しそうだとは思えません。
その根底に、自分の健康が脅かされる、という恐れから動いていることは、恐れがスタートですから、恐れがやがては現実化する可能性がたかいと思います。
そうではなく、アニータさんがおっしゃるように、ひとつひとつの行動を「喜び」「楽しみ」からやっていくことで、劇的な変革があると感じます。
始める動機は大切だと感じます。
すべての意識を変革するのは難しいかもしれませんが、ひとつひとつの行動の出処を確認して
行動していく・・・ということを僕自身、改めて意識していみようと思います。
昨年に同じようなことを音声にしていましたのでお時間があれば、聞いてみてください。
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【引き寄せ体質073】
動機の出処がすべて(3分51秒)
https://youtu.be/bvANRVEI0Bw
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
日野
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