キャメルの師匠の壮絶な過去と愛猫「みかん」くんの元気すぎる件について
いつもありがとうございます。
日野です。
深夜の配信となりすみません。
今日は時間の関係上、簡潔にいきたいと思います。
ここ数日は何だか本当に暖かい・・・という天候ですが、今年の冬は寒くなる・・・というのが本当かと思うような陽気です。
しかし、確実に寒さはやってきますので、少しずつ準備していく必要がありますが、我が家の寝床は、もう数週間前から寒さ対策はバッチリです。
と偉そうに言っていますが、妻がすべてしてくれているので、本当に感謝しかないのですが・・・(‘◇’)ゞ
寝床はキャメルに変わりました。
キャメル(らくだ)は、3年くらい前からでしょうか、この敷きと毛布を使うようになって、冬場は手放せなくなりました。
本当に暖かいのです。
電気毛布などはいっさいいりません。
このキャメル製品を扱っていただいている株式会社山繊の山本社長は、らくだの師匠と出会い、ラクダに魅せられていきます。
そのきっかけについて、山本社長がブログで書いておられたので、以下、一部引用してみます。
http://blog.camelya.jp/?eid=6
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そんな中、私の人生を変える人との出会いがあった。
無印良品を立ち上げた時のバイヤ―であったIさんである。
当時Iさんは、千葉の問屋の企画開発部長の立場にあり、その問屋の企画開発の建て直しの立場にあった。
今思うと不思議である。
初めて会った人なのに・・・商談2時間半である。
いや、商談というより、悩み相談であった。
中国でのものづくりの問題点、産地が崩壊してく問題点、商品を売るやり方の問題点、世の中の問題点、政治の愚痴、環境問題と今後の地球環境について・・・今考えると、よく飛び込みの営業マンの話をここまで、Iさんは聞いてくれたものだ・・それからは商売に行くとゆうより、悩みがあるとIさんに会いに行ったのである。
そして、だんだんと彼の根底にある、ものづくりの考え方や理念を学んでいったのである。
実は・・・彼は一度死んでいる!
脳梗塞で倒れて心臓停止して・・・生還したのだ。
だから体の半分は痺れていて、なかなか動かなかった。
無印時代の激務で倒れたのである。
現在は死語かもしれないが、“過労死”である。
生き返ってから一番悩んだことは??
“眠れない”事だった。
どんな布団で寝ても、体が痛くて、痛くて眠れない。
変な話だが、生き返っても、こんなに体が痛いなら、“死んだほうがまし”と笑いながら、私に語ってくれた。
そんな中、無印時代に世界中を回った経験で、モンゴルの遊牧民とのやりとりを思い出したのだ。
おそらく1970年代後半ぐらいではないかと思うが、当時は飛行機では限られて、地域までしか行けず、ジープで2週間から3週間、大草原を回ったらしい。
遊牧民は寒い季節は膝や関節に包帯や布を巻いてた。
そのことを尋ねたのだ。
Iさん:「何で膝とかに布を巻いてるの?中に何か入れてるのか?」
遊牧民:「らくだの毛を入れている。寒いときに間接が痛むが、らくだの毛を入れていると痛みが和らぐ。」
・・? ・・治りはしないが、痛みが和らぐ。これは遊牧民の経験上の知恵である。
彼はキャメルの毛を使って布団を作ったのだ。
そして・・寝れたのだ“3時間も”
今まで全然眠れなかったのに・・・彼にはらくだに感謝した。
そして“らくだの優しい眼”を思い出した。
・・・一つの布団にこんな背景があるのか。。私も感動した。
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山本亮社長とらくだの師匠の出会い。
らくだの師匠は、キャメルの布団をつくり、脳梗塞で倒れてから全く寝れなかったのが、3時間寝れるようになった。
らくだの師匠にとって、3時間も寝れたのは奇跡に近く、本当に凄いと体感したからこそ、そのらくだの良さを多くの人に、知ってほしいと思ったのです。
その師匠の思いを、山本社長も受け継ぎ、今こうして、キャメル製品を作り続けています。
しかし・・・今、キャメル製品は投機家たちによって値段が吊り上げられて、昔からは考えられないような高値がつき、原料の輸入において、山本社長も本当に苦労されています。
今年はコロナがありモンゴルへ行けずに、今後のキャメル製品も継続できるのか、また価格においても、もう維持はできないといった状況になりつつあります。
ですから、正直、この今の価格でご提供できるのは、いつまでできるかというのは分かりません。
原料を確保できたとしても、値上げは免れない状況になっていくと思われます。
製品に使用されているキャメル
一言でキャメル100%といっても、その品質は様々です。
株式会社山繊さんのキャメル製品に使用されているキャメルは、全て、ふたこぶラクダからとられたものです。
ふたこぶラクダからとれる原毛は、ヒトコブラクダに比べ、細く長い上に軽く、フワフワした感触で極めて良質であるといいます。
ひとこぶラクダは毛が短く太いので、高級な原毛はほとんど取れません。
一方、ふたこぶラクダは、夏の気温が45度に達し、冬はマイナス30度まで下がるモンゴル地区・中国新疆地区の、激しい自然環境に生息しています。
そのため、このふたこぶラクダから取れる原毛は良質で、極めて細く、長く軽くフワフワした感触で、優しい波動を出すのです。
まさにふたこぶラクダにとって、このうぶ毛は生き抜くために必要な天然繊維。
この厳しい環境に耐えるふたこぶラクダのパワーと、ラクダの穏やかな優しい性格とで、素晴らしい波動をだし、ほっとする暖かさと安らぎを与えてくれます。
これは寝てみていいただければ本当に実感します。
何とも言えない暖かさ、それはらくだのもつ穏やかさ、優しさも伝わってくるかのような感動です。
キャメルの特徴
キャメルの特徴をいくつか上げてみますと・・・
キャメルの特徴(1) 吸湿性
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モンゴルの厳しい環境に生息する、ふたこぶラクダの毛「キャメル」は、吸湿性、発散性に優れ、常に乾いた状態になる性質を持っています。
特に吸湿性は現存繊維の中で最も大きく、放湿力は羊毛よりも優れています。
そのため汗をよく吸収することはもちろん、繊維表面積が大きいことにより放湿しやすく、四季を通じて寝床内がサラッと気持ち良い所が特徴で、驚くほど蒸れません。
就寝中にかく汗は、不快なばかりか暖かさも奪ってしまい、快眠を妨げ、寝冷えや風邪の原因にもなります。
キャメルは爽やかな使用感なので、湿度が高い日本の気候にピッタリです。
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キャメルの特徴(2) 保温性
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厳寒期にはマイナス30度を超えることも稀ではない、モンゴルの冬。
その地に生息するふたこぶラクダの毛は、寒さに耐えぬく毛髄(毛の中身)が発達し、優れた留熱・保温性を持っています。
その毛と毛の間に空気をため、とらえた体温を逃がしません。
また、ラクダの毛は熱伝導率が比較的大きく、繊維表面積が大きいので、空気を含む量も多く、保温効果があります。
厳しい自然環境が生み出した、天然素材ならではの心地良い暖かさを実感できます。
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キャメルの特徴(3) 回復性
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敷布団の悩みであるへたり。
ラクダの毛は、繊維表面が滑らかで、毛が絡み合ったりすることもなく、長期間使っても固くなりません。
元に戻そうとする働き(復元力)が強いので、綿が固くなりにくく、抜群の耐久性が特徴です。
適度な弾力がいつまでも長持ちし、長期間ふんわりと使うことができます。
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キャメルの特徴(4) 適度な硬さ
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20cm以上もあるキャメルの長毛は、丈夫で太く腰の強い繊維です。
この毛を使って作られているのが、キャメル屋の敷布団。
体が沈まない最適な弾力性を備えており、しっかりと耐圧を受け止めて分散するので、自然で楽な寝姿勢を保つことができます。
また、寝返りの打ちやすい適度な硬さは、腰痛や肩こりの防止にも効果的です。
敷布団が柔らかすぎたり、硬すぎたりすると、背骨や腰の筋肉に無理な力がかかり、目覚めた時に腰や背骨が痛く、すっきりしないといった状態が起こってしまいます。
寝返りの打ちやすい適度な硬さのある敷布団が、快適な眠りには不可欠なのです。
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キャメルは剛毛でごわごわして・・・という、イメージがある方がおられるかもしれませんが、そんなことは全くなく・・・、ふたこぶらくだの良質な毛のみを使用しているので、本当に驚くほど柔らかくて心地よいのです。
そして冬の寒いときに寝床に入るときに、あの冷やっとした布団に入るときの寒さが、何とも言えず、縮こまっていたのですが、このキャメルに包まれていると、寝床に入って即じんわりとあたたかいという状況なので、あの寝床に入ったときの、寒い!というのが全くないのです。
これはストレスがなく本当に有り難いと思います。
ぜひ敷きでも毛布からでも試してみてください。
本当にこの温かさは感動していただけると、自信を持っておすすめできます。
しかも高級布団のように、値段が本当に高くなくて、非常に良心的な価格だと思います。
これで何年も使い続けられることを思えば、決して全然高くはないと感じています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
日野
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