滅びのコンバインド・カタストロフスとムー大陸は「無かった」
いつもありがとうございます!
日野です。
三島由紀夫さんと五島勉さんについて前回触れましたが、三島由紀夫さんの生涯をざっとウィキペディアでみていて、昭和45年11月25日に亡くなったということを知って、意外に最近であったのだな・・・と驚きました。
僕が生まれる2年前です。
そして、その三島由紀夫さんは、作家の川端康成さんを尊敬していて、交流もあり自分の恩人であると感じていたそうなのですが、その川端康成さんも三島由紀夫さんの割腹自殺には、かなり衝撃を受けたようで、その2年後の昭和47年4月僕が生まれる少し前に、これまた自殺をしています。
川端康成さんの自殺の原因はいろいろと言われているようですが、そのひとつに、三島由紀夫さんの自殺が、何らかの影響を与えたのではないかとも言われています。三島由紀夫さんの事件からわずか2年後の自殺ですから、ひとつの要因となったことは十分に考えられます。
僕の中では、三島由紀夫さんや川端康成さんは、もっと前の人だと漠然と思っていたので、お二人が亡くなったのが、自分の誕生の少し前であったのだということを思い、少し衝撃を受けました。
日野原重明さんの語録
そういえば、日野原重明さんも数日前に、105歳で亡くなりました。大往生といって良いのではないかと思います。
記事から引用してみます。
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「望ましい生き方と人生の終え方を提言した日野原先生が、それを実践した生を終えられた」
日野原重明さん(105)が名誉院長だった、聖路加国際病院(東京都中央区)の、福井次矢(つぐや)院長(66)は18日午後、記者会見で感慨深げにそう語った。
福井院長によると、日野原氏は3月下旬に消化機能の衰えにより、食べることが難しくなったが、体に管を入れて栄養を取る経管栄養や、胃ろうなどの延命治療を「やらない」と拒否。数日後に退院し、自宅で福井院長らの診察を受けながら療養していた。
17日夜、福井院長が訪ねた際に「つらいところはありませんか」と聞くと、顔を左右に振って応えた。
18日朝は次男夫婦ら家族が見守る中、徐々に呼吸機能が低下していったという。
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胃ろうを拒否して無駄な延命治療をしないという、姿勢を自ら貫かれました。そして、生涯現役の意欲をもってその人生を終えられました。
素晴らしいと思います。
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18日に105歳で死去した聖路加国際病院、名誉院長の日野原重明さんは昭和45年、過激派「赤軍派」にハイジャックされた、日航機「よど号」に乗客として偶然、乗っていた。
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昭和45年・・・奇しくも、三島由紀夫さんが自殺した年です。
日野原重明さんの語録があったので少し引用してみます。
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「75歳をすぎてから第3の人生が始まる。今までしたことのないことをやってみよう」(平成12年9月、「新老人の会」発足式のあいさつで)
「もう少し長生きしたら、いつかはと思っていたけれど、今回とは思わなかった」(17年10月、文化勲章受章で)
「いのちとは、ひとりひとりが持つ大切な時間。世界や人のために何ができるか宿題にするから考えてね」(18年5月、大阪教育大付属池田小学校で開いた「いのちの授業」で)
「野球で言えば、私の人生は9回だが、これから一番大事な人生が始まる。(延長)15回ぐらいまで、子供のためにやりたい」(19年4月、日本ユニセフ協会大使任命を受けた会見で)
「まだまだゴールは遠い。これからも働き続け、現役のまま日本の最長寿を目指したい」(26年10月、103歳の誕生日に行われた講演会後に)
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心からのご冥福をお祈りします。
滅びのコンバインド・カタストロフス
三島由紀夫さんと五島勉さん。
見ていて、ふと気づいたのですが、「三島」「五島」・・・うん・・・?「島」が同じで、数字の「三」と「五」だと。
だから何・・・?という話なのですが(汗)お二人の何か因縁というのも、あったのかもしれないと思いました。
超古代文明「アスカ」を求めて五島勉さんは、インドの聖者に会いに行き、その理想の文明があったのだとしたら、なぜ滅びたのか・・・?という質問をぶつけます。
しばらく黙っていた聖者はこう話し始めます。
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「自分はヒマラヤの奥の深い地下の寺で、いつ書かれたとも知れぬ古いタントラの秘典を学んだ。『ナーガルーダ・ドギー』と名づけられた秘典であった。そこにはサンスクリットよりも古い文字で、宇宙と人類のすべての秘密がしるされていた。それによると、その太古の偉大な文明はその末期、つづけざまに起こったコンバインド・カタストロフスによって、突然滅びてしまった、と」
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コンバインド・カタストロフスとは「破局の重なり」ということであり、その原因についてさらに問いただします。
地震や気象異変、飢え、戦争、暴動・・・?それに対して、驚くべきことをインドの聖者は言い出します。
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「おろか者よ。そんなことは表面(うわべ)のことじゃ。たしかにそんなことも起こったがそれがおもな原因ではない。その滅びの主因は人の心にあった。人々の心がおとろえて狂った」
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いずれにしても、大破局が訪れて、超古代文明は滅びたといいますが、その原因は、人の心にあった・・・といいます。
聖書のノアの大洪水もその原因は、人々が堕落したから、神は大洪水で一掃をしたということが記されています。
天変地異と人の心は相関関係があるのではないか・・・と僕自身も思うところがあります。すべて目に見えないところからほころびは出てくるように思います。
このインドの聖者の言葉はおそらく核心をついています。
「ナーカル文書」とムー大陸
また、超古代文明といえば、スピリチュアルの世界などでは、ムー大陸やアトランティス大陸の伝説が言われますが、これらの文明も人々の堕落によって、一夜にして沈んだということが言われています。
共通するものがあります。
そうなってくると、超古代文明「アスカ」とは、ムー大陸やアトランティス大陸の伝説とも、つながってくるのではないか・・・と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ムー大陸やアトランティス大陸についても、科学的に検証をしていく必要があると感じていますし、機会があれば取り上げてみたいと思っていますが、個人的には、ムー大陸やアトランティス大陸は、実際には「なかった」と思っています。
ただし・・・伝承として残っているということで、すべてが嘘ではないと思っていて、いわば、超古代文明アスカのことが、形を変えて伝わったものだと認識しています。
特にムー大陸については、ジェームズ・チャーチワードという人物が広めているのですが、彼を調べていくといろいろと不審な部分もあり、もっと言えば、日本の軍部とも深く繋がっていた節もあるのです。
戦時中、日本軍は、このチャーチワードと協力して、日本という国を神国化するひとつの手段として「ムー大陸」伝承をでっちあげます。
そして、ムー大陸の末裔が日本人であるということを、広めようとしたのです。ただし、すべてが嘘ではなく、実際に、ムー大陸のネタ元になった「ナーカル文書」は確かにありました。
結論を言えば、ナーカル文書も、後にアメリカ政府によって発掘されて、解読がすすめられた結果・・・「ムー」という名称はどこにもなく、「アスカ」の名称が記されていたのです・・・!!
ムー大陸は「無かった」
実際に科学的にみても、太平洋上や、大西洋上にかつて巨大大陸があったという痕跡は一切ありません。
そこにあったのではなく・・・大陸は元は「ひとつ」であったのであり、その分裂する前のたったひとつの広大な大陸「パンゲア大陸」こそが、いわば「ムー大陸」であったということになります。
アトランティス大陸の伝承については、また別のこととして見ていく必要がありますが、サントリーニ島が一夜にして火山の噴火によって、水没した実際の出来事の伝承が伝わったものと思われます。
ムー大陸やアトランティス大陸は、実際にあったとするほうが確かにロマンはありますが・・・、「ムー」は「無」に通じて、どうもムー大陸は「無い」・・・ということの意味もかけあわせていたようです。
また、個人的にふと思ったのが、「ムー」は「六」にも通じますので、これは、六大大陸である「ユーラシア大陸」「アフリカ大陸」「北アメリカ大陸」「南アメリカ大陸」「オーストラリア大陸」「南極大陸」とみれば、符合します。
ムー大陸=「無大陸」であり、同時に、「六大陸」の集合ともなり「六大陸集合」=「パンゲア大陸」となります。
よく私の前世は、アトランティス時代に神官でしたとか、そのアトランティスの時代、世界を救えなかったので、今回やり直しで地球を救うためにいますとまことしやかに言う、霊能者(?)の人がいたりますが、これは極めて怪しい・・・と感じます。
ムー大陸やアトランティス大陸は、あったという説を支持する方もいらっしゃると思いますし、僕が言っていることが正しいと主張するつもりもありません。
ただ、厳密に見ていっても太平洋上や大西洋上に、巨大大陸があったとは思えません。むしろその大海は、かつてひとつの巨大大陸であったのです。
たったひとつの巨大大陸と、たったひとつの巨大海洋があった。これが古代文明アスカの時代の地球の姿であったと思われます。
そうすると、聖書に記されているバベルの塔や、世界の言語はもともとひとつであったということも、真実味を帯びてくるのです。
大陸はひとつであったのですから、言語も元はひとつであった可能性は十分にあるのです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます!
日野
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