伊勢神宮の「麻」と出雲大社の「真菰」、ふたつの数奇な因縁と役割

出雲大社の「真菰」

いつもありがとうございます!
日野です。

マコモについて最近とりあげていますが、株式会社リバーブさんの粉末「マコモ」と、植物の「真菰」と「マコモダケ」は正確に言えば、どれも違います。

このあたりがややこしいのですが、元は、どれも植物の「真菰」なのですが、そのあたりを少し見てみます。

植物の真菰は、イネ科の多年生植物のことをいいます。

今はあまり見かけなくなりましが元々、河川、湖沼などに自生していました。

稲作文化伝わる前には、真菰の実や新芽は大切な食料であったといいます。

それが今、北米にもある「ワイルドライス」あるいは、「インディアンライス」という穀物として、ブームになりつつもあります。

これ真菰のことだったのです。
恥ずかしながら知りませんでした。

干して乾燥した真菰は、住居の屋根、ゴザなどに使われていたそうです。

マコモマイスターの菊池さんは、店でも真菰でしめ縄を作ってくださったのですが、神道の儀式でも真菰が使われてきています。

有名なのは、出雲大社と真菰はかなり関わりが深いのだといいます。

現在は拝殿のしめ縄は、真菰ではありませんが、本殿の方のしめ縄は真菰が使われているといいます。

そして、本来、出雲大社のしめ縄は、真菰が使われていたといいます。

ちょうど先日の6月1日、出雲大社では年に1度の「出雲大社涼殿祭」がとり行われました。

マコモマイスターの菊池さんと3代目小野寺社長は、毎年行っているそうですし、先日も行くとおっしゃっていました。

この神事、別名「真菰(まこも)神事」といいます。

まさに真菰が儀式の重要な部分を担っているのです。

一般的には、大国主大神が、夏服に衣替えして「出雲の森」で、暑い夏をさけておられたという、故事にちなんだ神事だといいます。

出雲大社東方の出雲森から、銅鳥居東の御手洗井まで立砂が盛られ、この上に置かれた「真菰」の上を、国造が大御幣と共に参進祈念する神事。

国造(神様)が踏まれた真菰をいただくと、病気にかからないとの信仰があり、氏子は競ってもらい受け、神棚に祀るのだとか。

その出雲大社納涼祭である真菰神事の様子が、YOU TUBEでありましたので、動画をお借りします。

真菰が敷き詰められて、その上を宮司さんが歩く様子など映っているので、イメージしやすいと思います。
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出雲大社の涼殿祭
https://youtu.be/FGT27KjIGVg
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物部氏のルーツ

真菰は出雲大社と深く関わっているのか・・・、このことを聞いた時、僕の中では真菰(マコモ)に対しての興味が、俄然湧いてくるものを感じました。

出雲大社と言えば、国津神系の代表的神社であり、天津神系の伊勢神宮と陰陽一対を成します。

出雲大社は物部氏系であり、出雲大社の真東に鎮座する「籠神社」も同じ系譜に属します。

そして物部氏の集団は、海を渡って大陸から渡ってきています。

彼らはすでに紀元前の時代、日本に来ていますが、物部氏のルーツは、ずばり「徐福」を祖とする
集団の可能性があります。

徐福とは、秦の始皇帝が不老長寿の妙薬を求めて遣わした人物。

実は、徐福も、秦の始皇帝も中国人ではありません。

中国の遥か西方からきています。

史記を書いた司馬遷が、秦の始皇帝は中国人ではないということを記しているほどです。

行き着く先は古代イスラエルです。

ふたつの数奇な因縁と役割

そして、紀元後に、今度は「秦氏」の大集団が、朝鮮半島を経由してやってきます。

物部氏系と秦氏系が日本という地で巡り合うのですが、その時のことが、国譲り神話に残されています。

両者は、いろいろと争いはあったでしょうが、大局的には重要な「印」を見せ合うことで、同族であることを確認しています。

その後、秦氏系の集団が、物部氏系の神社を塗り替えていき、現在は、秦氏系(天津神系)の筆頭である、伊勢神宮を頂点とした神社が全国にひろがっていきます。

しかし、一部、出雲大社や籠神社、諏訪大社、大神神社などは意味があって、物部氏系の神社として残されています。

出雲大社は「真菰」です。

伊勢神宮は・・・と見ていくと、神宮大麻といわれるように「麻」です・・・!

何と・・・。

僕自身、何の気なしに、ケフィアヨーグルトに「麻の実」と、先日から「マコモ」を入れるようになりましたが、出雲大社と伊勢神宮の融合をしていました。笑

事実、両社は、2013年の式年遷宮の同時開催において、長年の歴史の和解・融合をしています。

その両社の結婚が実に象徴的な形であらわれたのが、翌年の2014年でした。

出雲大社権宮司の千家国麿(せんげ・くにまろ)さんと、高円宮家の次女典子さまの結婚です。

これは本人同士の思いというよりは、ある意味、国に動かされての出来事であり、裏では籠神社が動いたと言われています。

そうして、検索していたら・・・

先日、ご紹介した長典男さんの記事が目に止まりました。
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伊勢の麻、出雲の真菰、日本人なら知っておくべき伝説
http://51collabo.com/?p=2690
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この長典男氏さん、超能力者といいましたが、プロフィールを引用してみます。
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1957(昭和32)年、群馬県太田市に生まれる。
1972(昭和47)年、中学3 年生の時、偶然立ち寄った護国寺で出会った、高野山(こうやさん)の高僧に導かれ、和歌山県の高野山にて、真言宗金剛峯寺派の「裏高野」の僧侶として修行を始める。

22歳で還俗。
一般の社会人として企業に就職するかたわら、「見えないものをみる力」を生かし、悩める人の相談に乗ったり、必要に応じて情報提供をしてきた。
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見えないものを見る力がある方です。

少し興味深い箇所を引用してみます。
「マコモ」と「麻」の違いなど興味深いものがあります。

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人にとって食べ物は重要ですが、そういった時代の中で「マコモ」と「麻」は、特に大切とされていました。 

麻は古くからありましたが、マコモはもっと古くからありました。

私がマコモといって思い浮かべるのは出雲大社のしめ縄です。
伊勢神宮は麻です。

(中略)

マコモも麻も“身体の浄化”をしますが、目的が少し違います。

マコモはイネ科の植物であり、茎を食べたり、葉はお茶にして飲んだりして、捨てる場所がないくらい有益な植物で、日本に古来からあり、日本民族がずっと大切にしてきました。

そしてマコモの本当の使われ方が“身体の浄化”であり、“マコモ茶”として体内に取り入れ、浄化をして健康になっていくという考え方で、活用されてきたのです。

これが出雲王朝にはじまる浅間山という一つの流れなんです。

それに対して、麻は身体の浄化もしますが、“細胞の活性化をして身体の機能を高めていく”のです。

麻の特徴は、人体の神経に作用して、敏感に反応させる効果があります。
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ということで、おもしろいと思いました。

「マコモ」が「身体の浄化」であり、「麻」が「細胞の活性化をして身体機能を高めていく」のだといいます。

であれば、機能から見れば両方を摂取していけば、一番良いということになります。

麻は神経に作用するともいいます。

「マコモ」と「麻」という、ともに伝統ある植物を、改めて見直す時期に来ているのかもしれません。

そして、これらを摂取していくことは、もしかしたら・・・日本人のDNAを覚醒する何かが秘められているような・・・、そんな気もしてきました。

それは大げさかもしれませんが、マコモを摂取しだしてから、本当に身体の状態が「軽い」です。

妻と何なんだろう・・・マコモの力なのだろうか・・・と言っています。

また内服と同時に、外服として身につけるというのもいいのだと思います。

これからの暑い時期を乗り切るために

ビリーダンさんも麻の素晴らしさに着目して、ひとつひとつ手作りの麻ネックレスを、つくってくださっています。

これを毎日僕自身も、欠かさずに自分の手で結ぶのですが、以前、ご紹介したように「私は御身体(御神体)である」という意識で結びます。

すると「意」がしっかりと立ち上がり軸ができて、まさに御身体(御神体)として、自分の肉体を大切にするようになります。

さらに、この肉体を生かして、周囲へどれだけ貢献できるのか、という意識になれるような気がしています。
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麻(ヘンプ)ネックレス
https://goo.gl/sw7jGH
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ということで、話が「真菰」と「マコモダケ」と「マコモ」の違いについてお話する予定が、かなり脱線してしまいました・・・。汗

というか、違いについて全くふれられませんでした・・・。

次回、そのあたりについても触れていきたいと思います。

あと、お知らせですが、ビリーダン三浦社長から、これからの暑い時期を乗り切るために、「海藻」をしっかりと食べてくださいということで、かなりお得な・・・海藻類のキャンペーンを限定30セットで、開催させていただきます!

来週にご案内できればと思っています。

これで夏バテもせず元気に、暑い時期を乗り切っていただけます!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

日野

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