僕自身がいいなあと感じているのが、体験主義、プロセス主義、そして、原因主義です
いつもありがとうございます。
日野です。
前回は、結果が出る方の共通点ということでお伝えしました。
そもそもですが、結果が出る方というのは結果自体、あまり気にしていないということがあります。
結果にとらわれること自体が結果主義となりますので、僕自身がいいなあと感じているのが、体験主義、プロセス主義、そして、原因主義です。
すべての出来事を、「結果」と見れば、それが良いか悪いかという善悪での判断になってしまいます。
そうではなく、体験していくことが成長であり学びであり、そのプロセスを体験していくことが経験になり、すべてはより良い未来の自分のための原因づくりにしていくことですべての出来事を、力にしていくことができます。
だから、悩まないし落ち込まないのです。
そして、潜在意識を誤用すると恐ろしいことがあり、それは、結果が出ないことを証明するために努力をし続けてしまうということです。
顕在意識では結果を出そうと努力しているのですが、潜在意識では結果が出ないことを証明するために努力して、結局はうまくいかないんだということをしようとするのです。
それは、その人の言動を見ればはっきりと分かります。
どこに焦点を当てているかなのです。
自分はうまくいっていないことを、なぜか強調して並べ立てる方がおられます。
自分はこんなに運の悪いことが起こっている。
そのことを自分で言ったり書くことで、さらに自分が運が悪いという認識を強化します。
そして、結果にこだわります。
こうなると負のスパイラルに入っていってしまうのです。
つまり・・・運の善し悪し、結果が出る出ないというのは実は、自分の潜在意識の影響が非常に大きいということになります。
自分の運命はまぎれもなく自分自身が、創造しているのだということです。
このことを自覚した時から「流れ」は変わっていくのだと感じます。
素直であるとは、柔軟であることです
ちょっと話がそれてしまいましたが、結果が出る方の共通点ということで、もうひとつあげるとすれば、「素直」であるということです。
結果が出る方、体験が出る方というのは見ていて感じるのですが、本当に「素直」です。
素直であるとは、柔軟であることです。
自分以外の概念とか考えを受け取ることができます。
だから変化していくことができます。
この素直さがないと、どんなに学びを得ようとしても、結局は自分の価値感を通じて判断していきますので、本当の意味では変わらないのです。
素直とは、「素」という漢字を見てもわかるように、「素」=「三」+「丨」+「糸」とあり、これは、「三」というのが宇宙の始原のエネルギーを象徴的に表すものと思います。
聖書でも日本の古事記や日本書紀にも、原初三神のことがありますので「三」で「三神」を象徴的に表します。
それが「丨」で、貫かれた、一体となったエネルギーを表して、「糸」も「超ひも理論」のひものような始原的なものを示唆するように思いますし、「糸」とは最小単位のエネルギーともとれ、「糸」=「シ」=「始」から原初の意味ともとれ、「糸」=「イト」=「意図」となり、目に見えない大元の意図ともとれます。
つまり「素」で、原初三神の大元の宇宙のエネルギーという意味合いに見ることができます。
古事記の冒頭、天之御中主神は言霊で言うと「ウ」であると言われます。
その後、高御産巣日神「ア」と神産巣日神「ワ」の神が生じて、これが原初三神、造化三神といわれるのですが、聖書では御父、御子、聖霊の三神です。
本当は、三位一体ではなく、三位三体であり、それぞれの神が独立した神であることを古事記では明確にされていて、聖書では、イエスキリストがそのことを明らかにしています。
おもしろいことに「素」は「ス」と読みますが、この「ス」も非常に重要な言葉で、「主神」=「スシン」と言い、「ス」とは、まさに絶対的な神を象徴します。
「統べる」の「ス」であり、「ス」=「主」でもあり、「ス」を伸ばしていくと・・・「スゥー」となり「ウ」が生じてきます。
こうなってくると、「ス」=「素」という言葉は、大元のエネルギーだとみてもいいように思えます。
この「素」のエネルギーが「直」に入ってくる状態。
これが「素直」の本質ではないかと思うのです。
「素直」な方ほど、余計な思考の鬱滞がないので、「素」のエネルギーが「直」に入ってくるのです。
この宇宙の法則に合致していますので当然ながら、その人の流れも良い状態ですし、巡っている状態ですから体験や結果が、すぐに出るのです。
また、素直の「素」とは「素粒子」の「素」にも通じて、この空間に偏在する素粒子のエネルギーのことでもあります。
この空間上の素粒子エネルギーとは、すなわち空間に偏在するアイデアや思考のことであり、直に取り込める人のことをいいます。
よくアイデアや思考が天から降ってきた天啓を得たといいますが、それは、この空間のエネルギーを形にして、取り込んだということも言えると思います。
つまり「素直」な人とは、自分の力だけではなく、この宇宙のエネルギー、空間のエネルギーを柔軟に取り込み活用していける人だと言えます。
これが、自分の狭い価値感とか認識だけに頼っていると、そういうものが邪魔をして、せっかくある空間のエネルギーを取り込めなくなってしまうのです。
「素直」であることの大切さを感じます。
素直であると、この空間と人体との調和がとれていますので、いわゆる「流れ」がスムーズになります。
だからこそ、シンクロニシティやさまざまな偶然とみえる必然が重なって良い方向へと向かうのです。
たとえ、一時的に悪い現象に見える出来事が起こったとしても、それだけをみて悪い結果だと判断することがありません。
これが結果主義だと、そこで「悪い」と判断してしまうのです。
極端な話、倒産したとしても、それがきっかけで、その後大飛躍している人はいくらでもいるのです。
大病をしたとしても、それがきっかけで健康の大切さを知って、自分の体をより大切にして長生きすることも可能なのです。
大病・倒産=「最悪」ではなく、大病・倒産=「それもひとつの学び」なのです。
素直な人は、自分に必要な出来事しか起こらないと思っていますので、どんな出来事も「受け止めて」いきます。
「受け止めて」「学び」としていきます。
「体験」としていきます。
「経験値」としていきます。
だからどんな逆境も、自分の力にすることができます。
逆境がきたら、おもしろいじゃないか・・・ここから、どう乗り越えていこうか・・・と思えたら、楽しいですよね。
ということで、話があちこちとびましたが、前回お伝えした「求めない」ということ、そして今回の「素直」というのが結果的に、結果や体験が出る人の特徴であると感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
日野
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