自己修復たんぱく「HSP」を増加させる「熱ストレス」とHSPを増加させる入浴方法
いつもありがとうございます。
日野です。
先日ご紹介した三井温熱治療器3ですが、1ヶ月くらい前から家では寝床において、特に妻に使ってもらっていたのですが、話を聞いてやはりこれは良いと思って、夜に僕もやってみていたのですが、やっている間から眠くなってきて、特に副交感神経が優位になってきたのか、ぐっすりと眠れました。
あちち・・・と感じるピンポイントがあって、そういったところに熱を入れていくことで、確かに体が元気になっていくのを感じます。
僕はパソコンをよくするからか、首が凝りがちなところがあって、首の周囲はあちち・・・と感じる箇所が多かったです。
あちち・・・と感じたら、場所をずらして注熱してということを繰り返していきます。
昨日の夜は、パソコンでメルマガを書きながら、この三井温熱治療器3を使っていたので、眠くなってきてしまって、眠気をこらえながら書いていたので、文章がおかしいところが何箇所かありました。すみません(・。・;
妻もきのうは、株式会社ビオネの石塚さんの話を聞いてもらったので、やり方や良さを分かってくれたようです。
日々のセルフケアに10分~15分くらいしていくと、とても良いのではないかと思います。
熱さも5段階調整できて、レベル4だと70度、レベル5のプロ使用は86度となりますが、考えてみれば、お風呂ではせいぜい40度ちょっとですから、かなりの熱いものとなります。
しかし実際に肌に当ててみると、非常に心地よくじんわりと温まり、しかし、部分部分をしっかりと注熱をしてくれますので、やっていて気持ちが良いのです。
そして、石塚さんもおっしゃっていましたが、これから夏にかけて熱くなっていきますが、夏こそ、こういった温熱のセルフケアはしてほしいものですと。
クーラーなどで、夏場こそ冷えてしまう環境ができあがってしまいます。
夏こそ体の中への熱が必要であり、熱は体の活性化を生み出します。
体への「注熱」が鍵を握ります。
ではなぜ、この注熱が人体に良いのかということですが、それは「熱ストレス」によって「HSP(ヒートショックプロテイン)」という、特殊なたんぱく質が増加するということが分かっているからです。
HSPを増加させる入浴方法
このヒートショックプロテイン(HSP)とは何かということですが、ご存知の方も多いと思いますが、下記サイトから引用してみます。
https://goo.gl/GSXaVt
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ヒートショックプロテイン(HSP)とは、私達の身体に熱が加わった時、その熱から身体を防御しようとして作られる、特殊なタンパク質のことです。
このプロテインが熱だけでなく、身体に対するあらゆるストレスにも対応し、傷ついた細胞を修復してくれる働きを持っています。
そしてその「熱ストレス」が、ヒートショックプロテイン(HSP)を、最も多く増加させる要因となります。
つまり、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加する事によって、感染・疲労などで傷ついた細胞を修復したり、ガンや病原菌を攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞の活動を活発にしたりして、免疫力を高めてくれるので、ガンなど様々な病気の治療の他、スポーツトレーニングや美容に応用、バイオ科学の観点から植物の生育に応用されるなど、ヒートショックプロテイン(HSP)は、各方面から、注目を集めています。
では、実際の実用例を挙げてみます。
ヒートショックプロテインを増やすには、42度程度の加温で効果があります。
ただ身体の深部から温める必要があるので、サウナ、岩盤浴、ゲルマニウム温浴等が効果的とされています。
スポーツ選手などは、運動をする2~4日程前に身体を温めると、HPSが増えるので乳酸の生成を抑え、疲れにくく、運動時間が伸びるという効果もあるようで、温熱トレーニングを取り入れています。
また、事前の温浴効果として、筋肉痛が少なくなるなどの効果もあります。
また、ヒートショックプロテインは、肌の細胞に本来備わっているタンパク質で、紫外線や有害物質から保護し、ダメージを受けた細胞の修復をします。
同時に角質層の新陳代謝を正常化させ、衰えた代謝を活発化しコラーゲンの合成を、促進している物質なので、化粧品などの美容にも取り入れられています。
ヒートショックプロテインが増える事により、代謝が活発になり、脂肪が燃焼される事から、ダイエットにも効果があるといいます。
また、がん細胞内にヒートショックプロテインが増えることで、「自分はガン細胞である」という、指標(抗原提示)をたくさん出すようになります。
その結果リンパ球が、ガン細胞を認識しやすくなるので、効率的に攻撃を加えることができるようになるため、ガン治療にも応用されています。
私たちの体の約60兆個の細胞のほとんどはタンパク質で出来ています。
熱をはじめさまざまなストレスを受けると、細胞のタンパク質が傷害を受けます。
ストレスで傷ついたタンパク質を元通りに治すのに、細胞はみずからヒートショックプロテインをつくります。
ヒートショックプロテインは、私たちの体を守る仕組みのひとつなのです。
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このように、傷ついた細胞を修復するたんぱく質(HSP)を、発現させることが極めて重要です。
HSPは、異常なたんぱく質ができないようにしてくれますし、構造がおかしくなってしまったたんぱく質に対しては、すみやかに修復して元気な細胞に戻してくれるのです。
さらに異常たんぱく質を修復するだけでなく、修復できないくらいダメージを受けたたんぱく質に対しては、分解をする働きも持っています。
このように人体には凄い機能が備わっているのです。
そのHSPを発現させる一番簡単な方法が入浴です。
体を良い方向へと持っていくために、日々入浴はやはりしてほしいものです。
具体的に伊藤要子先生の提唱するHSP入浴法というのがあるそうです。
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HSPを増やす入浴方法
●入浴前に十分な水分補給を行う(目安は入浴前後で500ml)。
●舌下温が測れる体温計を用意して入浴。
●42度の浴槽に10分。41度なら15分、40度なら20分が目安。舌下温度が38度以上になるよう温める。
●入浴後はバスタオルなどで全身をくるみ、熱を逃さないよう10~15分間安静に。
●保温した後は、自然に体温を戻す。水分補給もしっかり行いましょう。
●上記の入浴を週2回行う(HSP量が最大になるのは入浴2日後)。
●効果が薄れてきたと感じた時は、この入浴法を1~2週間ほど休む。
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HSPは、2日後をピークに1~4日間有効で、7日後には元に戻るといいます。
ですから、日々の少し熱めの40度~42度くらいの入浴は、大切であると思います。
ただ、決して無理はしないでください。
三井温熱療法は、全てのHSPを増殖する。
そして、入浴も確かに手軽で良いのですが・・・個人的にはその数倍くらいは強力なのが、やはり三井温熱療法です。
入浴をしながら、この三井温熱療法をしていけば、さらに万全となっていくと思います。
安保徹先生も、温熱を勧めておられましたが、特に三井温熱療法を推奨されていたといいます。
なぜ、三井温熱療法が優れているかと言えば、明確に理由があり、それは、「三井温熱療法は、全てのヒートショックプロテイン(HSP)を増殖する。」 ということが分かっているからです。
下記から引用してみます。
https://blog.goo.ne.jp/tobira2002/e/53c1907a27d0f34d84f687654b593e1b
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蔭山先生はヒートショックプロテイン(HSP)の研究をしています。
三井温熱器への理解も深く、その癒しの効果に驚き、患者さんにも積極的に使用を勧めています。
そして蔭山先生の調査によって、三井の温熱療法は注熱のストレスによって、活性酸素を発生させますが、それを大きく上回る全てのHPSを同時に、作り出しているとのことわかったのです。
これらの作用と自律神経を整えることなどで、三井温熱療法はどんな病気も癒せるという実績を上げているのでしょう。
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自律神経を熱反応によって整えて、全てのヒートショックプロテイン(HSP)を増殖してくれるのが、三井温熱療法であり三井温熱治療器3だと言えると思います。
自律神経がいかに大切であるか
今でも覚えていますが、もうかなり前に、安保徹先生の『免疫革命』という本を読んだときは本当に驚嘆し、感動しました。
今では当たり前のように言われていますが、自律神経の働きが人体の健康に大きく関わっているということを知り、自律神経がいかに大切であるかということを実感しました。
その自律神経のバランスを整えて、自然治癒力を自然に高めてくれる最高峰のひとつが、三井温熱療法であると思います。
まずは、自分でも実践していき、体感していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
日野
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