シェ〇ィング現象対策編その13「寄生虫とスミラン」と遮光器土偶・番外編「七つの子に秘められた謎」天空世界編(144)

シェ〇ィング現象対策編その13「寄生虫とスミラン」と遮光器土偶・番外編「七つの子に秘められた謎」天空世界編(144)

いつもありがとうございます。
日野です。

深夜の配信すみません。見直す時間がなく、誤字脱字、乱文乱筆お許しください。(いつもですが・・・汗)

今回も中村篤史先生の記事を取り上げてみます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、ワクの中には、寄生虫が入っている・・・!?というものとなります。

ただ、今回、いろいろと見てきて思うのは、これらのワクは、今なお「治験中」であるということです。

ファイ〇ー製ワクは、2022年10月、モデ〇ナ製は2023年1月まで治験は続くということです。

これはすなわち言葉は悪いですが人体実験期間ということになり、治験をしているということは、SNS上でも言われているように、ロットごとに内容が違う可能性があるということになります。

濃度が違うのか、配合が違うのかまた中には生理食塩水だけとか、そういったロットがある可能性は否定できません。

なぜなら治験とはそういうものだからです。

何もないのと、ワクの成分を入れているもので、比較対象で有効性を判断していくものだからです。

ワクの中身を見ていくと本当に恐ろしくなってきます。

それを安全だと言い切るメディアの罪は重いです。

前置きが長くなりましたが、中村篤史先生の記事を一部、抜粋してみます。

進む分断
https://note.com/nakamuraclinic/n/n44db3f9c5994
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僕の知り合い(患者ではない)にも、発熱でダウンする人が増えてきた。

確かに、何らかの感染症が流行っているようだ。

もちろん、それがいわゆる“コロナ”なのかどうか、分からない。

というか、「そもそも新型コロナウイルスなるウイルスについて、存在証明がないでしょ?」というのが大橋教授の主張である。

多くの公的機関、公人もこれを認めている。

ただ、実感として確かに、発熱などの症状を訴える人が増えている。これは一体何なのか?

今年が例年と違う点を考えると、やはり、ワク〇〇の影響だろうか。

シェ〇ィング、つまり、接種者から発散される何らかの病原物質によって、風邪様症状が起こっているのかもしれない。

あるいは、やや陰謀論めくが、ロッ〇フェラーが2010年に公表した『プレイブック』によると、ワク〇〇接種をプッシュするためにウイルスを散布する、という記述がある。何か撒いているのかもしれない。

真相は分からない。

ただ、『プレイブック』の予定通り、このコロナ騒動をきっかけに社会の分断が進んでいるのは間違いない。

「ワク〇〇を嫌々打った人、副反応が強かった人ほど、ワク〇〇推進派になっています。自分たちがこんな目にあって、未来に出てくるかもしれない障害に震えているのに、ワク〇〇を打たない人はズルい!自分だけ無傷でいようなんて、そうはさせない!」

ワク〇〇を勧める理由が、ウイルス対策ではなく、私怨になっている。

このスクショはSNSで出回っていて、これに対する批判の声があふれている。

「とんでもない医療従事者だな」「倒錯もはなはだしい」などと。

でもこのスクショがショッキングなのは、実は批判者も含め、みんなこの医療従事者の気持ちが分かるからじゃないかな。

「医療従事者だから、職場の圧力とかもあって仕方なくワク〇〇を打った。それなのに、未接種のままのうのうと過ごすお前らは一体何なんだ?お前らも私と同じ苦しみを味わえ」

ゾッとするけど、思考の筋道としては全然理解できるんだよね。確かにつらいだろうなぁ、と。

この医療従事者を批判することは簡単だけど、批判だけでは分断がますます深まってしまう。

大事なのは、こういう人の感情に寄り添うことだと思う。寄り添うというのは、この人の主張通りに自分もワク〇〇を打つことではない。ただ、話を傾聴し共感する。

対話は成り立たないかもしれない。ワク〇〇を危険だと考える人は「接〇すれば2年以内に死ぬ」とか思っているわけで、ギャップはあまりにも大きい。

それでも、接〇して後悔している人の悲哀は分かる。その気持ちを受け止めることだ。

さらに、僕としては、医者の立場から、ワク〇〇のデトックス法について、提案できれば希望を与えてあげられるのだけれど、これについては目下研究中です^^;

フランスのように、日本でのワク〇〇義務化も現実味を帯びてきた。

接種証明をスマホに搭載し、マイナンバーカードなどのデータと紐づけることが、計画に明記されている。

こんなふうにして、未接種者は接種へと追い込まれて行く。
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このようにじりじりと未接種者は追い込まれていきます。

政府は某国組織によって、日本国民の全員接種を至上命令とされていますので、どこまでもメディアや同調圧力をつかって、非接種者を追い込んでいくでしょう。

しかし、ワクの中身を知れば知るほど絶対に打ってはいけないものだと思います。

また中村篤史先生がおっしゃるように接〇したとしても、全員が2年以内にどうこうなるわけではありません。

ひとるはロットによる中身の違い。これによって救われる人も出てくると思われます。

これはロシアンルーレットのようなものです。

また本物の中身のワク(という言い方がいいのかどうか)を打った人にとっても、そのワクの成分をいかに解毒するかによって数年後の未来は大きく変わります。

いかにデトックスしていくかが本当に大切になります。

そしてそれは可能だということです。

人体はそんなに弱くありません。

しかし、今回のワクは最強兵器とも言うべきものなので、打ったからもうこれで安心と思っている人には未来はないかもしれません。

聖書の預言にもこのワクと思われる預言がいくつかありますので、それが恐ろしいほど符合してきます。

これだったのか・・・!!

という驚きと預言の正確さに恐ろしさを感じます。

これについても、お伝えしたいと思います。

その現実を受け止めて、そこから諦めずに行動を起こしていけるかが、この数年間、本当に大切なことになります。

話が長くなりましが(汗)中村篤史先生の記事を続けてみます。

ここからが本当に怖いところです。

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分断の種はあちこちにあって、これは一種の情報戦でもあると思う。

たとえば、以下の研究。
https://www.drrobertyoung.com/post/transmission-electron-microscopy-reveals-graphene-oxide-in-cov-19-vaccines

ロバート・ヤングがコロナワクチンを電子顕微鏡を使って詳しく研究している。

すると、なんと、ファ〇ザー製ワク〇〇のなかから、寄生虫(トリパノソーマ)が見つかった。

トリパノソーマの中でも、特にTrypanosoma cruziという、エイズの原因となる寄生虫であると同定された。

体の中に注入するワク〇〇の薬液自体に、寄生虫がいる。これ、衝撃ではないですか?

しかし、仮にワク〇〇の内部に寄生虫がいるとすると、うまく説明のつく現象がある。

たとえば、コロナワク〇〇接種後の副反応に対して、イベルメクチンを投与すると改善する症例がある。

イベルメクチンが虫下し(抗寄生虫薬)であることを考えると、これは筋が通っている。

しかし一方、イベルメクチンがどういう薬なのか、というのも考えてみる必要がある。

イベルメクチンは、ビ〇ゲ〇ツが治験に出資している薬でもある。

この意味が分かる人なら、もうそれだけで、こんな薬を飲もうと思わないだろう。

最近、東京都医師会がコロナに対してイベルメクチンの使用を、大々的に呼びかけたというニュースがあった。

コロナ禍が始まって1年半、僕はあまりにもいろいろなことを見過ぎてきたせいで、当局が黒と言えば白を疑うし、白と言えば黒を疑う。

そういう悲しい習性が見についてしまった(笑)

だから、イベルメクチンがコロナ騒動終局へのゲームチェンジャーなのか、あるいは結局、ビ〇ゲ〇ツの手のひらで踊らされてるだけなのか、僕にはもはや判断がつかない。

ワク〇〇反対派のなかでも、イベルメクチン推進派と懐疑派に分かれている状態だ。

分断の根はあちこちにある。ただ、ワク〇〇の危険性を訴える、この一点でだけは、できるだけ多くの人と団結したいのだけれど。
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イベルメクチンは確かにシェ〇ィング現象対策にも、ワク〇〇の解毒にも有効と思われ、新型コロナ感染においても一定の効果を出していることは確かにそうなのですが、僕自身も薬ということがずっと頭にあり慎重にみていました。

読者の方から、崎谷博征生成のブログを教えていただき、イベルメクチンのデメリットについてもみました。

崎谷先生はこう言います。

「このイベルメクチンの作用は、寄生虫感染(ワンちゃんの抗フィラリア剤として使用)には有効かもしれませんが、ウイルスに対してはさらに別の重要な作用があることが報告されています。遺伝子操作してこの輸送システムをなくしたマウスでは、メスでは卵巣や子宮が発達せず、プロゲステロン(新型コロナ感染に最も有効なホルモン)産生量が著明に低下しました。その結果、不妊および受精したとしても死産します。卵子だけでなく、精子へも悪影響を与えます。さらに筋肉などの組織も萎縮したようです。また脳神経系の異常、奇形も発生します。その作用とは、私たちの細胞の遺伝子が格納されている核内にタンパク質を運ぶ機能をストップさせることです。これは当然の結果です。環境の変化に応じて、核内にタンパク質を輸送することで細胞の分化、分裂などの司令を出すのですから、それをブロックされると生命の危機に陥ります。」

このように、イベルメクチンは諸刃の剣の可能性があります。

使うとしても短期間にすべきであり長期服用するのはおすすめできません。

シェ〇ィング現象対策編その13「寄生虫とスミラン」

話を戻しますが、ワクの中にいたという寄生虫。

磁性をもった酸化グ〇フェン(酸化G)といい、この寄生虫といいいったい何を入れているのかと恐ろしくなるのですが、

メディアはこれもまた「デマ」認定するでしょう。

電子顕微鏡の写真が以下となります。無理に見る必要はありません・・・。

寄生虫(トリパノソーマ)ワクの中の寄生虫1?
https://treeoflife888.lolipop.jp/file/kiseicyuu.webp
ワクの中の寄生虫2?
https//treeoflife888.lolipop.jp/file/kiseicyuu2.webp

これについて、奇妙な符合がでてきます。

ワクの解毒に対して、以前触れましたがスラミン、松葉茶や松葉エキスをご紹介しました。

ジュディー・ミコヴィッツ博士(米国 分子生物学・ウィルス学)が、ワク解毒について100年前からある薬についての彼女の見解が述べられていますが、この発言と、今回の寄生虫が繋がってきます。

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「細胞を強固にするんです。全てを強く保てたら、私たちのRNAは、その細胞から「芽を出さない」んです。」

「何か方法はご存知でしょうか?今回の注射により健康被害が出た場合の回復方法について、何かありますか?」

「対策はあります。連中は人々に注射などしませんよ。解決法を知らなければ・・・。「スラミン」です。S-U-R-A-M-I-Nこれは最も重要な解毒剤です。100年前からある、見過ごせない薬剤です。WHOモデルリストに載る、アフリカ睡眠病のための薬です。極少量のスラミンを投与するだけです。自閉症をリバースします。」
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こうして、ワク解毒やシェ〇ィング現象対策に、スミランという成分を含む松葉茶、松葉エキスが話題になっていったのですが、「アフリカの睡眠病のための薬です」といっているところが味噌です。

今回のワクに含まれていた寄生虫トリパノソーマこそが、実はアフリカ睡眠病の原因となる寄生虫だからです。

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トリパノソーマ (Trypanosoma) は、トリパノソーマ科に属する原生生物で、幅広い宿主に感染し、アフリカ睡眠病をはじめとするさまざまな病気(総称してトリパノソーマ症)を引き起こす。
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ワクに寄生虫トリパノソーマが含まれその駆除に、スミランが役立つのであれば、まさにワクに含まれる寄生虫駆除にスミランは役立っていたのです。

偶然なのかそれとも、ジュディー・ミコヴィッツ博士は、この寄生虫が含まれるのを知っていたのか定かではありませんが、ここからみても、スミランは有効なワク解毒対策であったのです。

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「図13に見られるような50ミクロンの細長い体は、ファ〇ザー社のワク〇〇の中で鋭い謎の存在です。これは解剖学的にはTrypanosoma cruziという寄生虫で、いくつかの変種は致死性であり、後天性免疫不全症候群(AIDS)の多くの原因の一つであると同定されています。
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致死性であり、免疫不全症候群の原因にもなっているといいます。

まさにワク接〇によって、最終的には免疫不全症候群になるのではないかと言われていることと一致します。

https://note.com/drgngod/n/n6c4170c40092
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これは非常に不安なことであり、この恐ろしい「非ワクチン」を直ちに停止させるために、すべての読者からの熱い呼びかけが必要です。

ウィキペディアによると、この生物は組織を破壊し、血を吸う。

“Trypanosoma cruziは寄生性のユーグレナの一種である。原生動物の中でもトリパノソーマは特徴的に他の生物の組織を破壊し、(主に)血液やリンパを吸う。

このような行動は、生物によって異なる病気を引き起こしたり、病気の可能性を高めたりする。

人ではシャーガス病、馬ではドーリンやサーラ、牛ではブルセラ症に似た病気があります。
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中村篤史先生が、「エイズの原因となる寄生虫であると同定された。」とおっしゃっていますが、エイズとは、「後天性免疫不全症候群」を略した言葉ですから、最後に「後天性免疫不全症候群」となることから、これがワク接種によって最終的にそうなる可能性があるのだとしたら、やはり非常に恐ろしいことになります。

ですから、むしろワク接〇の怖いところはすぐにでる副反応ではなく、数か月、数年において出てくる症状こそが最も怖いと言えるのです。

だからこそ、接〇した場合は、解毒を意識していくことが最も重要なのです。

ちなみに・・・自分が、もしワク接種してしまって(することは考えていませんが)解毒するとなれば、「松葉エキス」と「マコモレジェンドプラス」「竹のささやき」か「CMCカプセル」「リポソーマルグルタチオン」か「NAC」このあたりは摂取していきたいと思っています。

またご紹介しますが、細かなところでは。「ビタミンD」と「亜鉛」も押さえておきたいです。

「ミネラル」も大切ですね。

これらは、すべてシェ〇ィング現象対策にもなっていくと思います。

遮光器土偶・番外編「七つの子に秘められた謎」天空世界編(144)

ここからは遮光器土偶・番外編となり、マニアックな話になりますので・・・(汗)興味がない方は、スルーしていただければと思います。

前回は、賀茂三宮についてお伝えしました。

賀茂神社に動きがあった時、それは日本が・・・いや神々が動きだした時です。

そして封印が解かれ、本賀茂神社ともいうべき「河合神社」が復活し、大きな社殿となり蘇ります。

そのために八咫烏は河合神社を封印しました。

八咫烏は「烏」ですが、その「烏」にまつわる童謡があります。

それが、「七つの子」という童謡です。

大正10(1921)年「金の船」七月号初出の野口雨情作詞、本居長世作曲の童謡です。

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七つの子

からす なぜ啼くの
からすは山に 可愛(かわい)
七つの子があるからよ
可愛 可愛とからすは啼くの
可愛 可愛と啼くんだよ
山の古巣へ 行って見て御覧
丸い目をしたいい子だよ
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何とも謎めいた歌詞ですが、この野口雨情もみていくと興味深い人物になります。

この七つの子や野口雨情について、興味深い記事がありましたので、以下、引用してみます。
https://tenki.jp/suppl/kous4/2017/06/02/23201.html
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歌詞は、子供のような年少者(A)と、応答する父母か祖父母らしき年長者(B)との対話で構成されています。

文脈としてはシンプルでわかりやすいものですが、長らく論争の原因になっているのは、タイトルにもなっている「七つの子」の七つと、「山の古巣」です。

論争は鳥類学博士・清棲幸保の「カラスは七羽もいちどきに育てず、せいぜい雛は四羽くらい。また、七歳といったらカラスではとっくに大人だから七歳でもおかしい」という趣旨の疑問を呈したことから始まりました(泉漾太郎著『改訂版 野口雨情回想』(筑波書林)。

ちなみに「金の船」の挿絵には七羽の雛が描かれていて、挿絵画家も自然に「七羽」と解釈したようです。

それに対して言語学者の金田一春彦氏が七歳説を唱えます。

「七歳」というのは古来伝統的に子供時代のど真ん中の意味であり、母親が子供に「からすにも山にお前と同じ七歳の子がいるのよ」と教えることは自然である、と主張しました。

するとこれに児童文学作家で評論家の藤田圭雄が反論します。

「七つというのは古来『たくさん』の言い換えであり、たくさんの子供たちが親ガラスを待ちわびているさまをあらわしているのだ」というわけです。

しかし、これらの一般論と擬人化を駆使した七羽説も七歳説も、「山の古巣」という箇所でつまづいてしまいます。

擬人化するのであれば、七歳の子供がいる親は一般的にまだ若い年齢で、子育て世代は総じて若い家族です。

ですから彼らの住まいが「古巣」=古びた家だ、という表現はそぐわない表現であり、イメージの統一感がなくなってしまいます。

つまり、カラスを科学的現実的に見ると歌詞がおかしい、ということになり、擬人化して解釈してもやはりどこかおかしい、ということになってしまいます。

作者の間違いでしょうか?しかし、北原白秋・西條八十とともに、童謡界の三大詩人と誉れ高い野口雨情。到底そうとはいえないでしょう。
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この童謡に対して、現実的な烏の生態を持ちだして解釈しようとしても、おそらく読み解けないでしょう。

これは謎かけ歌にもなっているように思いますし、野口雨情のルーツにも関わることのようです。

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ミステリアスな童謡詩人・野口雨情

「七つの子」の作詞者の野口雨情は、明治15(1882)年、茨城県多賀郡磯原町(現・北茨城市)で生まれました。

「七つの子」のほか、「赤い靴」「証城寺の狸囃子」「シャボン玉」「こがね虫」「十五夜お月さん」など、誰もが知る童謡のスタンダードを数多く作詞しています。

名家の生まれながらその人生は破天荒で枠にはまらず、それは作品にも現れています。

きわめてシンプルで素朴純朴でさえありながら、どこか不条理でミステリアス、落ちのない作品が多く、同じくミステリアスな作品の多い西條八十が近代的で観念的なのに対して、埋もれた土くさい民俗や人間の根源的な、感情や感覚にじかに触れるような魅力と不気味さが共存しています。

「七つの子」論争についても雨情は当然知っていましたが、これは親子が山に帰っていくカラスを見送りながら、「からすにもきっと山にたくさんのかわいい子があるに違いない」という気分を歌ったもので、「七羽でも、七歳でも、歌ってくださる方がなっとくされりゃ、それで、よござんしょ―。」と拘泥しない態度を示していました。

が、その言葉とは裏腹に「七つの子」に先立つ明治40(1907)年、雨情は「山烏」という詩を発表しています。

烏なぜなく
烏は山に  可愛い七つの 子があれば

ここでも「七つ」が出てきます。雨情の述懐は嘘ではないでしょうし、カラスやキツネはみんな友達、といつくしんでいた雨情の優しい気持ちが、生み出した詩であることも間違いではありません。

が、「七つ」や「古巣」と言った言葉のチョイスには、雨情があえて言わずにいる隠れた意味が、実はあったのではないでしょうか。
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ここから、俄然興味深くなってきます。雨情のルーツにまで話が及びます。

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雨情の祖先をたどると「七つ」「カラス」「古巣」が現れ出た

雨情の実家は茨城で廻船問屋(かいせんどんや。江戸~明治時代、河岸や港で商船を相手に積荷を運送・保管・取次などの業務を行った)を営んでいました。

野口家はかつて水戸徳川家藩主の御休息所「観海亭」を営んでいた名家でしたが、元をたどれば鎌倉末期から南北朝時代の河内の豪族・楠木正成の実弟・楠木正季(くすのきまさすえ)であると伝えられています。

「太平記」によると、後醍醐帝の臣下として兄・正成とともに活躍し、鎌倉幕府を討ち果たしますが、後醍醐帝と対立した足利尊氏との「湊川の戦い」で敗れ、正成とともに自刃します。

自害の際、「七生まで同じ人間に生まれて朝敵を滅ぼさばやとこそ存じ候へ」(七生滅敵)と誓ったとされ、この七生滅敵が太平洋戦争の有名なスローガン「七生報國」となりました。

また、別名を龍泉七郎とも呼ばれていました。「七生滅敵」「七郎」・・・七が繰り返し登場するのは偶然でしょうか。

楠木正成は、知らない者のない有名武将ですが、楠木氏の出自由来は謎が多く、ある時期突然河内に出現します。

一説では水銀を取り扱い財を成し、豪族として次第に大きくなっていったといわれます。

水銀は船底に防腐剤として使われる「丹砂」を煮詰めると抽出されるものであり、もとは楠木家は瀬戸内海・紀伊半島で楠で作った船の水軍を率いた一族だったようです。

そして、楠木を「くすのき」と読むのは実は当て字で、本来は奇しき(くすしき・霊妙なという意味)木の意味でクスの本字は「樟」となります。

大阪府八尾市にある樟本(くすもと)神社は祭神は布都大神、饒速日命(にぎはやひのみこと)。これらは物部氏の祖霊であり、樟本神社は物部氏の氏神社なのです。

つまり、楠木氏の祖先は物部氏なのでした。その家系図も伝承されているのです。

物部氏は古代日本を一時期平定し大王でもあったが、後に朝廷から追われて滅びて怨霊となった、「もののけ」の語源となったとされる一族です。

樟本神社の境内には丁未の乱(ていびのらん・587年)で、蘇我氏との戦いに敗れ討ち死にした、物部守屋の首を洗ったとされる池が存在します。

楠木氏の末裔である野口雨情が、物部氏につながっていることがわかりました。

さて楠木氏の出身地である紀伊・熊野にある熊野大社の主祭神である家津美御子大神(けつみこのおおかみ)とは、素盞鳴尊(すさのをのみこと)のことであり、その眷族(手下となる動物)は八咫烏(ヤタガラス)。ここでからすが登場します。
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なんと・・・ここで野口雨情のルーツが楠木氏から、物部氏、紀伊熊野、そして八咫烏に繋がるのです・・・!!

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奈良の物部氏の本拠であったとされる石上神社の付近の古名は「布留(ふる)」、神社の後ろにある山も布留山と呼ばれ、袖ふる山とされました。

からすの子が棲む「山の古巣」とは、はるか遠い昔、戦いに敗れて滅亡した物部氏の神である盞鳴尊、布都大神、饒速日命を祭る山。

そこでは今も変わらずいつかまた日の目を見ようと(盞鳴尊、大国主命の子孫饒速日命は古い太陽神であり、大和朝廷の天照大神に排除されたのでした)「丸い目をしたいい子」=その血を受け継ぐ子孫、または思いを受け継ぐ精神的存在=「七つ(幾世代もの長い年月を経た)の子」がいるんだよ、という暗喩だとすると、意味は通ります。

野口家の家督を継いだ雨情は、受け継がれてきた家伝を、伝えられていたでしょう。

また全国をまわり、民謡や民話を採集し、それを基にした新作民謡や童謡を多く作っています。

日本の民族の基層にある精神や血脈に触れ、そしてそれが物部氏につながる自身の出生とも強くかかわっていることを強く意識して、密かに歌詞にこめたのではないでしょうか。
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このように野口雨情という人物のルーツと相まって、この「七つの子」という歌はさまざまな謎かけがあるように思います。

再度、七つの子の歌詞をみてみましょう。

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七つの子

からす なぜ啼くの
からすは山に 可愛(かわい)
七つの子があるからよ
可愛 可愛とからすは啼くの
可愛 可愛と啼くんだよ
山の古巣へ 行って見て御覧
丸い目をしたいい子だよ
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野口雨情は物部氏に通じ、さらに八咫烏にも通じていた可能性があります。

八咫烏の正体は、鴨族であり秦氏と言いましたが、「物部氏」も混じっています。

そして童謡には、「かごめかごめ」のように謎かけ歌が数多くあるのですが、これは童謡の中に、さまざまな未来預言を散りばめたとみることもできます。

そしてかごめかごめは未来預言となっていて、何重にも意味が読み解けるように、「七つの子」にも複合的に謎かけをしているとみることもできます。

「七」という数字は神の正数ですから神に関わる数字とみれば、「七つの子」とは、「神の子」でもあると思うのです。

「山」は、漢字をみれば分かるように「三柱の神」すなわち「絶対三神」を象徴します。

「可愛」の意味をみるとこうあります。

1、あわれで、人の同情をさそうようなさまである。かわいそうだ。ふびんだ。いたわしい。

2、心がひかれて、放っておけない、大切にしたいという気持である。深く愛し、大事にしたいさまである。いとしい。

3、愛すべきさまである。かわいらしい。かわゆい。

ここで言うならば、2の意味が一番近いように思います。「深く愛し、大事にしたいさま」それが「七つの子(神の子)」です。

つまり、「からす」=「八咫烏」は「山」=「絶対三神」のおわす山に「深く愛し、大事にしている」「神の子」が存在していることを知っています。

「古巣」は、古=布留で、布留巣となり、物部氏の布留という地や布留神を指し、そこに「丸い目をしたいい子」(七つの子)がいるといいます。

「丸い目」とは、「丸い」とあることから罪穢れのなき様を象徴し、同時に丸=〇で完全な球体から完全体であること、さらに「太陽」を象徴しますので、「丸い目をしたいい子」とは「太陽神」である「ニギハヤヒノミコト」=「天照大神」を象徴するのではないでしょうか。

つまり八咫烏が長年護持してきた「絶対神」=「天照大神(ニギハヤヒノミコト)」=「ヤハウェ(イエス・キリスト)」のことを象徴しているのかもしれません。

八咫烏は、「可愛七つの子」である愛すべき神の子、天照大神を長年守護し続けてきました。

そのことを象徴する歌のような気がしますが、これは僕の妄想です。(‘◇’)ゞ

さらに・・・

「可愛」は、「かわい」であり「河合」を示唆していると見ることができます・・・!!

つまり、「可愛」で、「河合」神社を示唆していて、なぜ、可愛、可愛と何度も呼びかけているかといえば、これがまさに暗号となっていて「未来預言」となっているからです。

烏=八咫烏にとって、この河合神社は、末日の世における神々の発動と密接に関わっているため、預言歌として、自らの「八咫烏」=「烏」を歌詞に出して、可愛=河合を組み込んだ・・・。

野口雨情は物部氏であり八咫烏ともつながりがあったとみれば、八咫烏から情報を得て、暗号歌として、作り上げたとみることもできます。

あくまでも想像でしかありませんが、しかし七つの子において「可愛」と何度も出てくるのは尋常ではありません。

これは「河合神社」が末日の世において、表舞台に出てきた時、「山の古巣へ 行って見て御覧丸い目をしたいい子だよ 」という最後の呼びかけは、古巣=布留巣となり、物部氏の神社でもある石上神宮の祭神は「布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)」で、布留は奈良県天理市を指す言葉でもあります。

いわば物部氏の故郷とも言える場所。

そこ(布留巣)には「山」=「絶対三神」がおわす場所でもあり、「丸い目をしたいい子」=「天照大神(=イエス・キリスト)」がおわす場所。

そこへ行ってごらん・・・とは、天照大神を受け入れてごらんと言っているようにも聞こえます。

烏=八咫烏が、民に天照大神のもとへとみな行きましょう(天照大神を心から受け入れ天照大神に立ち還りましょう)と呼びかけているように思いますし、そこに可愛=河合神社が動き出した時が最後の合図となる・・・ということを示唆しているように思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

日野

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