山梨県甲府「祝殿」第六種神拝作法伝授と「ほんとうのさいわい」とは一体何だろう

山梨県甲府「祝殿」第六種神拝作法伝授と「ほんとうのさいわい」とは一体何だろう

いつもありがとうございます。
日野です。

台風24号はかなりの勢力で通過していきましたが、大丈夫でしたでしょうか。

各地で被害が出てしまったところは一日も早い回復を心から願っています。

ただ、台風21号のような大きな被害がなくて、本当に良かったと思います。

先日の週末は台風が近づく中ではありましたが・・・、僕自身は、山梨県の甲府市へ行ってきました。

白川学館での「おみち」の教えを3年くらい前からさせていただき、第七種神拝作法の伝授を受けてから、かなりの間隔が空いてしまいましたが、ようやく日程があい、今回、第六種神拝作法伝授をようやく受けさせていただきました。

今回、初めは台風の影響はないだろうと思っていたのですが、急に角度を変えて日本列島直撃となり、台風が近づく中での開催となりました。

まずは、無事行き帰りができて良かったと思います。

土曜日の2時から5時までの時間ですが、甲府までは名神高速道路から、中央高速道路で4時間40分くらいの道程。

休憩も含めると5時間くらいは見ておかないといけないということで、日帰りでも良かったのですが、妻もついて行きたいと言ったので2人で行くことにして、その日は甲府に宿泊して日曜日に戻る予定をとりました。

朝7時20分頃に出発しましたが、約4時間30分くらいで甲府に到着。

妻が道中に検索して調べてくれたフルウント甲府という、ベジカフェが近くにあったので、そこで昼食をとることにしました。

ランチメニューもいろいろと種類があり、全部が動物性を使っていないというヘルシーメニュー。

ベジバーガーが魅力的だったので、それにしようとしましたが、そのベジバーガーも種類がいろいろあって迷いましたが、結局、ベジテリヤキバーガーのセットにしました。

妻は車麩カツ丼のナゲットセットに。

車麩のカツもちょっともらいましたがこれも美味しかったです。

写真うまく取れませんでしたが(・。・;、こんな感じ。
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フルウント甲府でのランチの模様
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1929212210477327&set=a.391258550939375&type=3&theater
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そしてHPとランチメニューは下記に。
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フルウント甲府HP
http://fluunt.net/
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ランチメニュー
http://fluunt.net/pages/lunch.php
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ぜひ甲府市に行ったときには立ち寄ってみてください。かなりおすすめです。

ロゴストロンの技術を駆使したパワースポット

今回、祝殿と宿泊先が10分くらいの距離であり、またフルウント甲府と宿泊先も、歩いて4分程度の場所であったので、僕だけ先に車で祝殿へと向かい、妻はデザートも頼んで、しばらくひとりでカフェでゆっくりしてもらい、2時頃ホテルにチェックインして、ゆっくりとしてもらいました。

僕は2時から祝殿での伝授があったので、1時過ぎに祝殿へと到着。

甲府市の祝殿は美しいデザインで、この場自体がロゴストロンの技術を駆使したパワースポットになっています。
https://shirakawagakkan.jp/index.php

白川学館については以下のような機関となります。
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いにしえより行われた宮中のまつりごとは、平安中期より幕末までのおよそ八〇〇年、白川伯王家によって執り行われました。

そして、白川学館とは、京都の公家・白川伯王家に設けられた、神祇文化継承のための研修機関のことを指します。
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第七種神拝作法の伝授では、主に遠津御祖神や産霊幸倍神の境地を掴むということをしましたが、第六種神拝作法以降の伝授は一言で言えば、国津神との一体化ということで、その作法を白衣と袴を着て伝授していただきました。

今回、七沢賢治先生や奥様の久子さんにも、ご指導いただきながら伝授をいただきました。

日々の祝詞をあげることの大切さを、原点に戻ることの大切さを改めて感じました。

アナログのお祓いはついつい時間がないから、というのを言い訳にしない日も、最近はけっこうあったのですが・・・(・。・;、今回、ひととおりやってみて、やはり日々の祓詞の奏上は、内面がクリアに成るという実感が確かにあって、初心に戻り日々やっていこうと思いました。

これからも、祝殿講習は定期的に開催されているのですが、現在、非常に人気があって、すぐに定員がいっぱいになってしまうということで、今後、回数を増やしていくそうです。

僕自身も、頻繁に行ける距離ではないのですが、また祝殿講習も受けたいと思っています。

七沢賢治先生のお話も非常に深くて、大切なことを教えていただきました。

水についての研究成果も進んでいるようで、今後新たな展開があるということでした。

七沢研究所は最先端の言霊を駆使ししたロゴストロンシリーズをはじめ、その他とにかく多面的に展開していく速度が半端なくスピーディで、こちらもついていけていないですが(・。・;、これからもワクワクしながら学びをいただければと思っています。

まずは日々祓詞の実践を淡々としていきたいと思います。

時空の流れに乗っているというサイン

甲府で宿泊した翌日は、台風がどんどん近づいているということで、昼過ぎから近畿地方でも風が強くなってくる・・・ということが言われていたので、妻も河口湖の美術館など、いくつか行きたい場所があったようなのですが、今回は早めに戻ったほうが良いと判断し、そのまま宿泊先から直行して戻ろうかと言っていまいた。

しかし、妻は近くの山梨県立美術館だけでも見たい・・・というので、早めにチェックアウトしてそこに立ち寄って、妻が見たいといっていた銅版画家「深沢幸雄展」を鑑賞してきました。

じっくりとひととおり鑑賞できて立ち寄れて良かったと思います。
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山梨県立美術館
http://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
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今、調べていて気づいたのですが、深沢幸雄さんは、1924年(大正13年)7月1日、山梨県南巨摩郡増穂町平林(現・富士川町平林)に生まれて、2018年今年の1月2日92歳でなくなっています。

7月1日生まれということで、妻と同じ誕生日でした。笑

こういった偶然はおもしろいものです。

先日の夜にたまたま内田康夫さんの、浅見光彦シリーズの「化生の海」という作品を読んでいたのですが、夜に読み終える直前に宮地嶽神社という、福岡県福津市にある神社がちらっと出てきたのですが、今日たまたまその宮地嶽神社参道のお店の方から、ご注文をいただくというシンクロがありました。

全く関係ないことですがご注文の住所を見て、宮地嶽神社・・・?どこかで聞いたような・・・と思ったら、前日読んでいた本に出てきたという、偶然の一致がありました。

だから何・・・?と言われても、何にもない、としか言えませんが(・。・;

しかし、こういった偶然は、あ、時空が繋がった・・・、時空の流れに乗っているというサインと、勝手に受け取っています。

そこで自分で、うん。良い流れだという思い込みが入れば、本当に良い流れへと繋がっていきます。

話がそれましたが、深沢幸雄さんは、生涯、何と1,116点の銅版画をつくったということです。

非常に素晴らしい業績を残されています。

1945年(昭和20年)3月10日の東京大空襲では駒込において被災し、右膝を負傷したといいます。

この右膝の負傷で、約6年くらい思うように体を動かせず、その時の体験をもとに、骨にまつわる銅版画を何枚も制作されていました。

次回の楽しみ

ちなみに、妻が河口湖の美術館に行きたいと言っていたのが、下記の久保田一竹さんという方がつくられたという美術館。

久保田一竹美術館 ITCHIKU KUBOTA ART MUSEUM
赤松の自然林の中、雄大なる富士と清澄な水をたたえる河口湖を望む絶好のロケーションに位置し、「本館」は1994年10月に、そして「新館」は1997年7月に開館しました。「人と自然と芸術の三位一体」・「新しい文化・芸術の発信地」を2大テーマとし、訪れる人々が潤いと安らぎを享受できる場所となることを目指しております。

今回、台風が来ていなければ行っていたと思いますが、今回行けなかったのも必然であり、ああ、長女もすごく興味があったので、今度家族4人で来たら良いね・・・ということで、また次回の楽しみにできるねと。

この久保田さんも、戦争体験がありシベリアへの抑留を経験したといいます。そして多くの命が失われた中、久保田さんは生きて戻ることができます。

そのときに、命を生かしていただいたのだから、これからは、本当に自分が好きなことをやっていこうと決意したそうです。

そして「辻が花染め」の研究実践に生涯をかけてとりくんだといいます。

ということで、また来年あたりでもこの場に行ければ良いなあと思いました。

山梨県のみなさますみませんm(_ _)m

結局、山梨県立美術館に立ち寄り深沢幸雄展を見た後、10時半前には、山梨を出発したのですが、途中、雨が降ったりやんだりで、滋賀県に入っても風は思ったほど強くなく、3時前には無事戻ることができました。

どうでも良いことなのですが・・・山梨のことを、未だに僕は山科(やましな)と言ってしまうことが多くて、この週末、妻との会話で、少なくとも3回くらいは山梨のことを山科(やましな)と言ってしまって、妻に山梨県の人に怒られるよ・・・と呆れられてしまいました。

いや、そうは言ってもややこしいでしょう?と言っても、そんなの絶対に間違えないと妻は自信満々にいいます。笑

そういうときは僕も必ず、でも、宍道湖を「ししどこ」と言ったり、石見銀山を「いしみぎんざん」と言ってたじゃないのと、僕も反論するのですが、いやそれとこれとは全然違うよと相手にされません。とほほ・・・。(・。・;

僕の場合は、山科を山梨ということはないのですが、山梨を山科と言ってしまうのです。笑

まあ、とにかく、今後言い間違えないように気をつけたいと思います。(・。・;

山梨県のみなさま、すみませんm(_ _)m

「ほんとうのさいわい」とは一体何だろう

夜はかなり雨風も強かったですが、感覚的には台風21号ほどではなかったのではないかと思います。

ただ各地で停電や土砂崩れなどもあり、亡くなってしまった方も出ていますので、被害に合われた方は心からご冥福をお祈りします。

深沢幸雄展のなかでは、深沢さんが、宮沢賢治さんが好きだということで、詩と銅版画とのコラボなどもされていました。

宮沢賢治さんの有名な言葉に

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」

また「銀河鉄道の夜」では、後半、ジョバンニとカムパネルラの会話が印象的です。
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「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」

「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。

「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」

ジョバンニが云いました。

「僕わからない。」カムパネルラがぼんやり云いました。

「僕たちしっかりやろうねえ。」ジョバンニが胸いっぱい新らしい力が湧くようにふうと息をしながら云いました。

(中略)

ジョバンニが云いました。「僕もうあんな大きな暗の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしに行く。どこまでもどこまでも僕たち一緒に進んで行こう。」
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いずれにしても自分だけが健康で元気であっても、本当に何もなりませんし、周りの家族が元気であること、その周りのご縁ある方たちが元気であること、そのことを広げていけば、全体が幸せで元気であることが、本当に一番であるということを思います。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」

自分の周りの家族や自分とご縁ある方たち、自分の住む社会、自分の住む国、この地球に住む生命体すべて、この宇宙すべて・・・というように、突き詰めていくと僕たちは、同じ素粒子でできていますので、もとはひとつということも言えるのです。

ですから、「祈り」は僕たちの見ているこの宇宙に響きますし、宇宙の素粒子すべてに影響があるのです。

我即宇宙であり、宇宙即我となりこの宇宙にいる存在として、全体に影響を与えているのだという自覚を、ひとりひとりが持てば調和がとれた世界へと成っていくように思います。

ということで、週末のご報告と余談のみとなりましたが・・・
最後まで読んでいただきありがとうございます!

日野

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